防災を考えた時、まず最初にすべきことは何かを調べてみました。
防災を考えた時、まず最初にすべきチェックポイント
防災を考える際に、まず最初にすべきことは「自分や家族の安全を守るための準備」を整えることです。
具体的には以下のステップが重要です。
リスクの把握
- 住んでいる地域にどのような災害が起こりやすいかを確認しましょう(地震、台風、洪水、土砂災害など)。
- 自治体のハザードマップを確認し、自宅や職場がどのようなリスクに晒されるかを理解します。
避難場所と避難経路の確認
- 最寄りの避難場所を確認し、そこまでの避難経路を家族全員で共有します。
- 複数の避難ルートを計画しておくことが理想です。
災害によって道が封鎖されることも考慮します。
防災用品の準備
- 非常食や水、救急用品、懐中電灯、電池、携帯電話の充電器など、最低3日分の生活用品を備蓄します。
- 持ち出し袋を用意し、すぐに持ち出せる場所に置いておくことが大切です。
家族との連絡手段の確認
- 災害時に携帯電話が使えない可能性もあるため、あらかじめ連絡方法や集合場所を決めておきます。
- 親戚や友人に安否を知らせる手段も確認します。
家の安全対策
・家具の固定、耐震対策を行い、揺れによる倒壊や落下物から身を守れるように準備します。
これらの準備が整うことで、災害が発生した際に落ち着いて行動することができ、リスクを最小限に抑えることが可能です。
防災用品3日分の目安
防災用品として3日分の生活用品を準備する際に、以下の項目とその目安量を考慮すると良いです。
家族構成や個人のニーズに応じて調整が必要です。
①水
- 目安: 1人1日あたり約3リットル(飲料水と調理用)。
- 3日分: 1人につき最低9リットル。家族が多い場合は人数分用意。
- 備考: 飲み水だけでなく、体を拭いたり、簡単な洗浄に使う分もあると良い。
②食料
- 目安: 保存期間が長く、調理せずに食べられるもの。
- 具体例:
- 缶詰(魚、果物、肉、野菜)
- レトルト食品(カレーやシチュー)
- フリーズドライ食品
- クラッカー、シリアルバー、乾パン
- チョコレートやナッツなどのエネルギー補給用食品
- 備考: アレルギーや年齢に応じて調整。乳児用や高齢者向けの食品も考慮する。
③救急用品・医薬品
- 常備薬(持病がある人の場合、最低1週間分)
- 応急処置セット(包帯、消毒液、絆創膏、ハサミ、ピンセット、ガーゼなど)
- 風邪薬、鎮痛剤、胃薬、虫刺され薬などの市販薬
- 体温計、マスク
④衣類と防寒具
- 下着、靴下(3日分)
- 防寒着や毛布、雨具(防水ポンチョやビニールシート)
- タオルやウェットティッシュ(体を拭くためにも使える)
⑤衛生用品
- トイレットペーパーやティッシュ
- ウェットティッシュ、除菌シート
- 携帯トイレ(災害時にトイレが使えない場合のために)
- 歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプーインシート
⑥照明・電源
- 懐中電灯、ヘッドランプ
- 乾電池やモバイルバッテリー(スマホやラジオの充電用)
- 手回し充電ラジオ(情報収集のため)
⑦コミュニケーションツール
- 携帯電話と充電ケーブル
- 災害用伝言板アプリや安否確認ツールの準備
- ホイッスル(助けを呼ぶために有効)
⑧現金・身分証明書のコピー
- 小銭や紙幣(災害時にATMが使えないことがあるため)
- 身分証明書(免許証、保険証など)のコピー
- 重要な書類のコピー(保険証書、医療情報など)
⑨ビニール袋やラップ
- 食品保存やゴミ袋として使用可能
- ラップは皿に敷いて洗わずに使えるため水の節約にもなります。
⑩その他の生活必需品
- 手袋(作業用、ゴム手袋など)
- 簡易食器やカトラリー(割り箸や使い捨て皿)
- ナイフや万能ツール
このリストをもとに、自宅や避難場所での生活をイメージしながら必要な物を揃えておくと、災害時の不安が軽減されます。
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